東洋医学と自律神経の関係について

 

 

 

初めまして。

 

 

 

 

私は北海道で訪問・出張治療院をしております。

 

 

 

西川和昭と言います。

 

 

 

拙い文章ではありますが、最後までお読みいただければと思います。

 

 

 

私は、

鍼灸師とアスレティックトレーナー

の資格を持っています。

 

 

 

普段は

 

・東洋医学(鍼灸)

・クラシカルオステオパシー

・アプライドキネシオロジー

 

の考え方を元に臨床にのぞんでおります。

 

 

 

 

私が普段臨床の中で感じている

 

「東洋医学と自律神経の関係」

 

についてご紹介できればと思います。

 

 

 

 

東洋医学は、中国で2000年以上前から歴史(ヨーロッパではアイスマンといい、現在の経絡上に治療の痕跡があった人物の5300年前の遺体が見つかったという話も)があるとされています。

 

 

 

 

 

東洋医学の思想の中で、

東洋医学と自律神経を考える上では、

 

 

「陰陽論」

 

 

というものがあります。

 

 

 

これは宇宙の全てのものが

 

陰と陽に分けられる

 

という考え方です。

 

万物は全て2面性を持っている

 

とされています。

 

 

 

また陰陽論を語る上では下記の関係性があります。

 

1)陰陽互根

2)陰陽制約

3)陰陽消長

4)陰陽転化

5)陰陽可分

 

 

 

これらの詳しい説明は割愛しますが、

 

1~5の中で陰陽の働きがあり、

 

陰と陽はバランスをとっているということです。

 

 

 

 

 

陰陽を図で表すとこの太極図になります。

この図は、みなさん一度はご覧になったことがあると思います。

 

 

この図は「太極図」と言います。

 

 


この太極図は、

 

 

「白」=「陽」

「黒」=「陰」

 

 

のように表されます。

 

 

 

 

先程、全てのモノは陰陽に分けられると言いましたが、下記に陰陽の分類を紹介します。

 

 

 

「陰」は

女性、雨、偶、柔、下半身、右、裏、冷、臓、副交感神経、夜、月

 

 

 

「陽」は

男性、晴、奇、剛、上半身、左、表、熱、腑、交感神経、昼、太陽

 

 

と分けられます。

 

 

パッとみるとよくわかりませんよね。

 

 

 

自律神経の交感神経、副交感神経は

陰陽の分類にもなっているのです。

 

 

陰=副交感神経

陽=交感神経

 

 

となるので、

 

 

 

「白」が「交感神経」

「黒」が「副交感神経」

 

 

 

と、いうふうになります。

 

 

陰陽論では、自律神経も区別されているんですね。

 

 

 

自律神経はバランスが大切ですよね。

 

 

 

 

交感神経、副交感神経どちらが強すぎても弱すぎても問題になりますよね。

 

 

1年の中にも

1日の中にも

陰陽論があります。

 

 

1年(四季を考えた時)の中では、

夏は陽で、冬は陰の時期になります。

 

春と秋はその陰陽が入れ代わる時期と言えます。

 

 

 

1日の中の陰陽では

昼の時間に陽が高まり

夜の時間に陰が高まる

時間といえます。

 

 

 

簡単なイメージで言うと、

太陽が出ているときは陽の時間で

月が出ている時は陰の時間ですね。

 

 

自律神経系も同じで、

 

 

昼の時間交感神経(陽)が高まり、

夜の時間に副交感神経(陰)高まる

 

 

と言われていますよね。

 

 

 

陰陽のバランスが崩れると自律神経のバランスも崩れます。

 

 

もちろん自律神経を乱す要因は様々あると思いますが、日常を考えてみると、

 

 

 

陰陽のバランスを崩しやすい要員としては、

夜型の生活をしている人に多い傾向にあると思います。

 

 

 

夜型の生活をして睡眠をしっかりとれない人は、

陽の気が強くなりすぎて交感神経優位になったりします。

 

 

さらに症状が進むと、

 

 

 

昼に交感神経の働きがうまくいかなくなり、

副交感神経優位になって疲れやすい、

だるいなどの症状がでてきたりするのです。

 

 

 

これらのように、陰陽で物事を考えてみると、色々な発見があるかも知れません。

 

 




次回はさらに東洋医学の中から突っ込んだ話をして行きたいと思います

 

 

 

 

 

最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。

 

 

 

 

西川和昭

 

 

 

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