アレルギーとたたかう理学療法士
及川文宏より
先日、
患者さんに怒られました!
前回書いたブログ
を読んでくださった患者さんに
僕のブログの内容で、
傷ついたと指摘してくれました。
それを聞いて、
僕は、ハッとしました!
患者さんを傷つけるつもりは
全くなかったのですが
僕のブログの文章が
確かに一人の患者さんを
傷つけていました。
(他にも傷ついた方がいらっしゃったかと思います。ブログでの謝罪という形で申しわけありませんが、お詫びさせていただきます。すみませんでした。)
その患者さんが
指摘してくれた点は
以下の箇条書きの一つです。
【自律神経が乱れている人の共通点】
・空気を読みすぎる
・過去のことを後悔して、未来のことを心配する
・今に集中できない(今を生きていない)
・妄想が多い
・前頭葉が発達し過ぎ(笑)!?
どの項目がその患者さんを
傷つけてしまったのか
このブログを読んでくださっている
あなたは分かりますか?
それは、
「今を生きていない」
という点です。
この部分でショックを受けたと
おっしゃっていました。
「今を一生懸命に生きているし
今を生きたいとも思っています!」
「そんな状況の中、
今に集中できない部分があるということは
認められるし、分かるけれども、
『今を生きていない』
と断言されると
傷つきます」
この患者さんが
おっしゃる通りです。
頑張っている人に対して
もっともっと頑張れと
言っているようなものですね。
僕の思いが、この文章で
伝わっていなかったと思い
その患者さんとたくさん話をしました。
たくさん話をしていくうちに
前回の文章における
僕の思いや捉え方も伝わったと思います。
その患者さんは
「その辺を詳しく書いてもらえると
分かりやすかったです🍀」
って、笑顔で言ってくれました⭐️。
その時に患者さんと話をしたことの
一部を書きたいと思います。
過去や未来のことを考えることは
悪いことではないと思います。
ただ、
過去の後悔や未来の心配をしているだけでは、
気持ち的にどんどん落ち込んでしまいます。
過去の後悔を何度も思い返して
落ち込み続けてしまう。
落ち込んでいる自分の姿に
さらに深く落ち込んでいくという
悪循環を出来るだけ少なくしなければなりません。
落ち込むのではなく、
次にやるべき行動に置き換えることが
必要だと思っています。
もし、今後こういうことが起きた時には、
このような行動をしようという
次の行動リスト(対処リスト)を考えて、
整理した状態で頭に記憶しておくことが
大切だと思っています。
未来の心配も同様です。
こうなったらどうしようと
漠然と心配し続けるのではなく、
もし、大変な状況になった場合には、
このような行動を取ろうと
考えて準備をしておく。
これのみ。
というか、
これしか出来ません。
もちろん、
自分が想定していない出来事が
起こる可能性もあります。
これには、
自分が考えることの出来る心配事に
対する対応策は考えておくこととして、
想定外の出来事には、
その場で考えて、
良いと判断した選択をする
ということだけ、決めておきます。
過去の後悔、未来の心配
どちらも
「今」
出来ることは限られますし、
それ以外には
いくら頑張ってもできません。
そのことは、
みなさん分かっていると思います。
分かってはいるけど…
っていう感じだと思います。
そんな感覚を
少し思い返して、
頭の中を整理するのに少しでも
役に立てたら幸いです。
なんだか、まとまりに欠けた文章ですが、
今日はこの辺にしたいと思います。
「今を生きる」で思い出したけど、
この映画どういう映画だったかなぁ…
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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及川文宏 理学療法士
Mail:allergy.rehabilitation@gmail.com
・福のしま研究会 代表
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